真壁ちなーへ行く
    
       糸満のさとうきび畑を抜けて、たどり着いた「真壁ちなー」
       平日のお昼をはずした時間だというのに、駐車場は満車。
       琉球石灰岩の石垣の向こう側に、あの、憧れの赤瓦が見えた途端、夫を置いて走り出してしまったわたし。
       真ん中に大きな木がある庭に設けられた木陰のテーブルも、すでにお茶やお食事をしているひとたちで満席。
       お腹はぺこぺこだったけど、外観から堪能しているわたしに「ホラ、行くぞ!」と尻をたたかれ(笑)店内へ。

洗面台にあったのは
ひとつひとつ縫われた布のお手拭き。
木陰のテラス。
傍にはブーゲンビリアが咲いていました。
庭から建物の入り口を見て。
こんな場所で暮らせたら...いいのにな。



明治時代に建てられたという、昔ながらの沖縄の家を改築して
茶処真壁ちなーは生まれたそう。
激しい戦火をくぐりぬけてきたかと思うと、
その柱の1本1本が、急に切なく、いとおしく思えてきて...
沖縄戦は、わたしが生まれていない時代の出来事だけど
こうやって大切に残され、今にいかされているものを
どんな形でも見て、触って、知ること
とても大切にしなくてはならないと思いました。




注文して、間もなくやってきた沖縄そばと、じゅーしーのセット。
あっさりしているのにコクもあって、咽ごしのよい麺はいくらでも食べられそう!
豚の三枚肉は、想像通りトロトロで、口に入れると溶けるようなやわらかさ。
(よそからやってきた者とは思えない量のコーレーグスをかけている私たち(笑)
じゅーしーは、フーチバ(ヨモギ)かなにか、薬草がほのかに香る
甘さも控えめな、わたし好みのお味でした。

「茶処真壁ちなー」
沖縄県糸満市真壁223
tel:098-997-3207(水曜休、その他も休あり)
                                            


翌日のお昼は那覇市識名の「てんtoてん」へ
もちっとした麺を口に入れ、ひと口噛んだ瞬間
「あ、木灰すばだ!」
喉から鼻に抜ける場所に香る、ほのかな木灰の匂い。
豚、鶏、カツオのお出汁はあっさりで、
シンプルに透き通ったお味。
‘丁寧な手仕事’ここでも感じて、とても嬉しくなりました。

不思議だったのは、
お隣が識名霊園なのに、ちっとも怖い雰囲気じゃないこと。
沖縄のお墓って、フツーのお家みたいで
わたしが子供だったら、屋根にのって遊びたくなるような(笑)。
ここは高台にあって、見える那覇の街並みもきれいでした。

「てんtoてん」
沖縄県那覇市識名4-5-2
tel:098-853-1060(月曜休)




今回、ぜひこちらにもお伺いしたかった
豊見城市にある「スージーさんのパン焼き小屋」

え、なぜ沖縄でもパン屋さんに行くの?とお思いでしょう(笑)
実は、こちらの奥様は、
くるみあんで器をお取り扱いさせて頂いている
敦賀さんの妹さんなのですー!似ていらっしゃいますー

「お酒があまり飲めないので逃げてきました(笑)」
というご主人は、酒豪の島(!?)宮古島のご出身。
お名前は、仲筋さんとおっしゃるので「スージーさん」!!!

お話もそこそこに、さっきお昼を食べたばかりなのに
あれこれパンを選んでは、トレーにのせているわたし。
ひとつひとつ、とても丁寧に作られていて
素材の味を大切にした、お二人の人柄がパンに詰まっているような
優しいお味でした。ほんとうに美味しかったです!また行きます。

ね、パンの形を見ただけでも
丁寧なお仕事が伝わってくるでしょう?
この‘匂い’と‘味’も伝えられたらいいのになー
大きな交差点そば、靴屋さんの
お向かいにあるマンションの1Fです。


「スージーさんのパン焼き小屋」
沖縄県豊見城市高嶺365-1
tel:098-850-4775(休はお尋ねください)





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