燻したような「黒」
味わい深い「炭化粉引」


側面に残る指の跡が、ゆるやかに回るロクロと、
野口さんのお人柄を想像させます。



マットな質感の湯呑みは、手へもしっとり馴染みます。



アイボリー色の粉引は、真っ白な器より気負いなく
使いたくなるのは、わたしだけでしょうか。
大らかに使うひとを受け入れてくれる...そんなイメージ。
作り手との距離を縮めてくれているかのようです。



炭化焼成らしい、深い土の色。素敵です。
「これは、ぼくの定番なんですよ。」
と言って、見せてくださった湯呑は
長い間作りこんだ感のある、野口さんのやさしい雰囲気が
そのまま表れているかのような湯呑でした。
わたしはそんな「作ったひとが分かるような作品」
とても惹かれます。

野口さんの作品は、尖ったところがない質感と
柔かさの中に、ピンと1本と見えない筋が通ったような潔さ、
注ぐもの、盛り付けるものを完璧に計算されているかのよう。

持っていて癒される、使うのが楽しくなる。
「土」と「釉薬」と「野口さん」が一体化した器は、
そんなことをさりげなく、教えてくれているかのようです。





たっぷりサイズの湯呑みは、
大きな氷もすんなり入るので、焼酎のロックや
抹茶のアイス、白玉などの和風のおやつも似合います。
1客あると、とても重宝する器です。



二胡を聴きながら雨の日の一服。
画像左は以前ご紹介しました

「刷毛目」です。

まる湯呑(黒) \2310

size:約径10*高8.5cm 220g前後

まる湯呑(炭化粉引) \2310
size:約径10*高8.5cm 220g前後


※手づくりの器ですので、1点1点色合いや
 サイズが微妙に異なります。
 ご了承の上、お買い求めください。








 野口さんの仕事場へ、お邪魔してきました。

 秋のある日、愛知県にある仕事場へお邪魔してきました。
 気さくで、どことなく雰囲気が九州の方っぽい野口さん。
 「太宰府に、九州国立博物館ができたでしょう?」
 「博多港から、ビートルに乗って釜山に行ったことがありますよ。」
 ・・・などなど
、お仕事の話というより、福岡の話題で盛り上がり
 ほかにもご縁がおありということで、とっても嬉しくなりました。
 
 作陶途中の作品たちは、

 そのやわらかなお人柄をそのまま映しているよう。
 わたしは、発注をしなければならないのに
 つい、作るほうの立場になってしまい
 「こちらの8寸皿の化粧って、こんな風にかけるんですか?」と
 身振り手振り付きで質問してしまったりして
 いつのまにか、先生と生徒のような関係に(笑)
 ←おはなし中の野口さん。ステキでしょう!




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