「閑寂な風趣」という、侘寂の意味そのもの
懐かしさと趣を感じる田鶴濱さんのうつわたち。



その色は単一的ではなく、燻したような黒。
濃グレーに釉薬が流れた跡が印象的で美しい。
控えめな存在感でありながら、いつまでも記憶に残り、
永く愛されるような、奥深い魅力を感じます。

鉄分の多い部分は、表面にごく小さな穴が開いています。



窯詰めのときにつけられた目跡が3ヶ所あります。
高台はシンプルで、無駄がありません。
丁寧に回されたロクロの跡を見ていると、
なんだかとても心が安らぎます。



プレート(粉引/鉄)をのせて、大きさを比べました。
7寸と6寸は、3cmの違いですが、用途はぐんと変わります。








 田鶴濱さんの器は、
 シンプルで洗練されたデザインだけではない
 「使いたい!」という気持ちが
 体の奥からふつふつと湧いてくるような、
 いつもそんな気持ちになります。
 
 黒錆の器は、刷毛目と一緒に、
 わたしが初めて田鶴濱さんの器を使い始めたもの。
 あの日から、料理の腕は全く変わっていないのに、
 田鶴濱さんの器を使っていると、
 ちょっと上達したような気がして不思議です。

 緩やかに回されたロクロから生まれる器たちは、
 今も静かに、日々の料理を受け止めてくれています。
 




お皿といっても、緩やかな深さがあり
動きのある雰囲気に盛り付けられます。
キレイに重なり、置いたときの姿は
ハッと息をのむほどの美しさ。



こちらは、名付けまして「ちゃんとごはんセット」。
玄米ごはんに、野菜たっぷりのおかず、冷たいスープなど
いつもの家ごはんも、カフェでいただくごはん風に早変わり!
それぞれ違う作家さんのうつわですが、
柔らかな渋さを感じて、とても気に入っています。



黒錆7寸皿 \3675
size:径約22*高3.5cm 400g前後
(※前回分より色は淡く、深さは浅めに焼きあがっています)

※いずれも1客税込み価格です。
※手づくりの器ですので、1点1点色合いやサイズが微妙に異なります。
※鉄分の多い部分は、表面にごく小さな穴が開いています。
 ご了承の上、お買い求めください。

※次回再入荷時期は未定となっております。







 約1年前の新緑の季節。
 田鶴濱さんご夫妻にお会いして
 作品を手にしたとき
 緩やかなロクロのスピードと
 お人柄が滲み出るような優しさ
 胸にこみ上げてくるような懐かしさを
 わたしの目と手を通して
 伝わってきたことを
 今でも新鮮に思い出します。



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