今回作っていただいた「飯碗(黒)」「飯碗(白)」は、
実はお揃いではなく、ラインもサイズも微妙に違うもの。
黒はくらわんか碗のようで、白は丸みのあるデザイン。
どうぞごゆっくりご覧ください。




角掛さんの「黒」は、真っ黒ではなく、濃淡があり表情が豊か。



「黒」は、やや小ぶりで女性の手にもすっと収まります。































 「シンプルさの中に光るもの。
  引き算された粉引のうつわたち」

 数年前のある日。
 角掛さんの仕事場で、はじめて出会った粉引の器たち。
 「ひとめぼれしました」という言葉で終わらせたくない程
 胸が高鳴ったことを思い出します。

 シンプルなものほど、力量が問われ
 一切のごまかしがきかないもの。
 使い続けていく内に、自分色に染めるもの。
 育つうつわ、育てるうつわ。
 
 粉引とはそんな器だと、わたしは思っています。
 
 余計なものは取り入れない。
 引き算されたかのような潔さ、材料へのこだわり、
 技術の高さを、いつも角掛さんの器から感じます。





つるんとした肌を持つ、白い粉引。
マットな質感の鉄釉が魅力的な黒。
たっぷりと混じりけのない白化粧が施され、
やや鉄分のある土と最高の相性を感じます。



鉄分が多めの土に、つるんとした釉薬。
飯碗(白)の裏側には、窯焚の際に、
棚板と器がくっつかないように、
釉薬を総かけした後に施す目跡が3ヶ所あります。



用の美を兼ね備え、どこまでもシンプルに
「使う立場で作られた器」であることを
見て、触れて、使って実感する角掛さんの器たち。
きっと、何年経っても飽きることなく使い続け、
使い込んだ、骨董のような美しさを
見せてくれるのではないかと思っています。



飯碗(白) \2415
size:径約14*高6cm 約210g

飯碗(黒) \2205
size:径約12.5*高5.5cm 約200g

※価格はすべて1客(枚)税込みです。
※1客ずつ手づくりのため、サイズ、形、色合いなどが
 微妙に異なります。ご了承の上お買い求めください。





角掛さんにお会いしました。
新緑の季節に、木の下で気持ち良さそうな作品の数々。
まるで呼吸しているかのようにいきいきと見えました。
角掛さんとお話していると、その優しくソフトな語り口から
遠距離の旅の疲れを忘れてしまうほど。
作品にも、そんなお人柄が表れているなあ、と思いました。




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