画像右(手前):「刷毛根来椀型ぐい呑み」
画像左(奥):「刷毛根来ぐい呑み」




↑こちらは、刷毛根来ぐい呑み。
流線型のシルエットで、デザインにも惹かれました。
硬いトチの木を薄挽きでつくられており、
重さは全く感じません。



下の黒漆が見え隠れして、美しい刷毛目。







越前の漆工房で出会った、ふたつのぐい呑み。
どちらも骨董のような雰囲気の「根来塗り」で、
その奥深い朱と黒に、目を奪われるようでした。




手にしているのは、刷毛根来椀型ぐい呑み。
こちらもトチの木をくり抜いて、薄挽きでつくられており
重さは全く感じません。職人さんの手仕事の技です。




根来塗りとは、
紀州の根来寺の僧徒が使いやすさと丈夫さを考え
黒漆を重ね塗りし、最後に朱漆を塗り上げ日常食器とした
漆のうつわ。朱と黒の色調をのちに「根来塗り」と呼ぶように
なったそうです。ややマットな深い朱色と見え隠れする黒。
もうすでに使い込んだ漆のような風合いに
わたしは引き付けられました。

木材として使われているのは
トチモチでお馴染みの「栃の木」をくりぬいて作られます。






画像左(奥):刷毛根来ぐい呑み
画像右(手前):刷毛根来椀型ぐい呑み



漆器のお手入れ方法(必ずお読みください)


・使い終わったあとは柔らかいスポンジで洗い
 乾いた布で拭いて頂くか、自然に乾燥させてください。
・100℃前後の熱湯、食器乾燥機、食器洗い機、
 紫外線(直射日光)が苦手ですので、
 お気をつけください。



刷毛根来ぐい呑み \4725

材質:トチの木
size:径約7*高5.7cm 約30g

刷毛根来椀型ぐい呑み \4200

材質:トチの木
size:径約7.5*高4.4cm 約30g

※すべて1客税込の価格です。
作家による手作りのうつわのため、
 1点ずつサイズ・形・色合・模様の出方・重さなどが異なります。

 複数ご注文の際は、なるべく揃えてお送りします。

 


根来塗りとは?

紀州の根来寺からというが由来で、僧徒が使いやすさと丈夫さに主眼におき、
何度も黒漆を重ね塗りし、最後に朱漆を塗り上げて、日常食器としての漆器をつくりました。
この朱と黒の色調を、のちに「根来塗り」というようになったそうです。

漆のこと。
漆とは、漆の木から採取した天然の樹液のことです。液体の漆は適当な温度と室温の中で
乾燥させ、乾燥させた漆はすばらしい耐久性と美しさをもちます。

漆の採取方法は、わたしも後で知ったのですが、
漆の苗木を植えて10年ほど育ったものを、幹に傷をつけ少しずつ採取していくのだそうです。
そして、採取しおわった漆の木はすべて伐採され役目を終えます。
漆とはとても貴重なもの。だからもったいなくて使わないのではなくて
貴重なものであるからこそ、漆の木に感謝し、そしてそれを作った方々に思いを馳せ
日々の暮らしの中で長く大切に使いこんでいきたいと思いました。





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